「マイクロスコープは根管治療に当然必要ですが、もう一つ重要なのはCTです。理由は

病変の奥行きなどを、3Dにして診断が出来るからです。これを把握せずに、手探りで根管治療すると長引いてしまうし、成功率も低い。歯科医が患者に与えている問題は本当に多いと思います」(●●氏)

 

 

CTは根管治療ではなく、必要な時代になりましたよね。この先生がどんな根管治療を行っているのか解りませんが、3Dで根管を見てもCTが歯を治してくれるわけではありません。

医科のようにマイクロスコープをのぞき込んでロボットアームが治療を行う訳ではありません。

そのうち医科のマネをしてそのような時代が来るとはおもいますが、根管を手探りと考えているのならCTを使おうとマイクロスコープを使おうと一緒です。

手探りではなく、「探索をする」という考えでなくては、どんなに高額な根管治療を行っていても単なるパフォーマンスで「うちには最新機器があるよ〜」と言っているだけで治療ではありません。根管は見えないですが、正しいサーチングを行う事で血管のように張り巡らされた歯髄(神経)の治療をすることが出来るのです。