一方、マイクロスコープを日常的に使用している2人の歯科医師はー。
「マイクロスコープを使うことで、それまで手探りだったのが可視化出来るようになりました。それが根管治療の成功率を飛躍的に上げたのは間違いないでしょう。
よく見える分、治療には時間がかかりますから、保健診療として無理ですね。」(●●氏)
これもおかしなものです。よく見える分時間がかかるといっていますが、マイクロスコープを使用しなくても時間がかかります。
見えなくて時間がかからないならそれは「手抜き」と言う事です。保健診療で無理というのならこの先生ははっきりと「保健診療では根管治療を手抜きしますよ」と言っているわけです。
根管治療を手探りでやるか、手で探索するかは意味が違います。
「てさぐり=てぬき」ですから。でもここまではっきり手抜きと言う事を宣言するのも正直でいいと思います。
ただ、あまりにもこのようにはっきり宣言されると歯科医療としての価値が下がってしまうのが残念です。
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