●●氏も安易なインプラントに警笛を鳴らす立場だ。

「インプラント治療は歯医者の敗北である、と言う言葉をご存知ですか?」

患者の歯を守れなかったからインプラントになるわけですから、“自分はインプラントがうまい”と自慢している歯医者は根本的に間違えている。・・・

 

 

この先生の言っていることは確かに正しいことだと思います。ただ、インプラントに限らず、義歯、ブリッジについても同じ事が言えます。

ましてやブリッジは健康な歯をさらに削って装着するわけですから、言ってみれば虫歯でも何でもない健康な歯を大きな虫歯にしたてて削るといっても過言ではないと思います。

インプラントの良いところは自分の歯を傷つけずに、状態を維持させるもので、義歯にしてもバネがかかる葉に負担をかけない様にすることがインプラントの役割です。

ダメになりそうだから、とかインプラントの方が長持ちするとかというのは全く意味が違います。

また、予防歯科でも単に歯を磨くだけ、唾液の検査や菌の検査では何の意味も持ちません。

どちらかというと検査結果を受けて「だからなんなの?」という事になりますから。

予防歯科はきちんとした噛み合わせ、そして検査をしたらその身体の性状を変える必要があります。

菌の数を減らすことは簡単ですが、薬を使わず性状を変えることが出来れば、それが予防歯科として正解ですよね。