今年も医療法人至善会として、

恒例の日本・フィリピン合同奉仕活動に参加して参りました。

44年目を迎えたこの活動は長野県内外から総勢130名参加し、

当医院からも歯科医師4名歯科衛生士3名の7名で参加しました。

 

2月8日午後、フィリピンマニラ空港に到着し滞在先のホテルに向かいました。

以前の町並みはバラックの建物と異臭が立ちこめていたのですが近代化が進み、

先進国を感じさせるような大きな建物が建ち並んでいるのです。

 

このように様変わりしたフィリピンには

もう、奉仕活動は必要ないのではないかと思うほどでした。

しかし、現実は日本の貧富の差よりもその差は激しく広がるばかりです。

食料にもありつけず、生きていく権利さえ与えられない人は

ひたすら表世界から姿を隠し耐えながら生きている状態なのです。

 

ただ、私たちができることは一人でも多くの人達に

「医療というサービスを提供すること」で

ほんの少しでも役に立てればと思っています。