●●氏は講習会に参加しただけでインプラントをおこなうことに理解を示した。「お金が欲しい、経験を積みたい、患者を助けてあげたいという気持ちが合わさって、自分の技量を超えるものに手を出してしまう歯科医はいると思います。

 

今はもっと寂しい時代ですね。お金も欲しくない、経験も別にいい、歯科医もぼちぼちやれば良いと考える方が少なくないからです。

私達の若い頃はこぞって勉強をやって、「ああでもない、こうでもない」と意見を交換していましたよね。

誰にでも最初があります。そのときに誰かがいればきちんとした治療ができるようになります。

しかし、一番まずいのは自分が出来る様になったと勘違いをして患者さんを診ることですよね。

その時に私は若い先生に注意をするのですが、聞く人は確実に伸びていきますが、聞かない人は更に鼻が伸びてきて別世界の人になってしまいますね。

私達にも責任はあります。しっかりこれからの世代の歯科医を育てて行かなくてはなりませんから、患者さんのためにも全力を尽くして伸ばしていかなくてはなりませんね。