●●氏はこういう。
「銀歯が良くない、コンポジットレジン充填が良い、という話を大げさに書いている。私の経験では、レジン充填は耐久性が低い。
また、レジン充填の時には6ミクロンの隙間が空くので、4ミクロンの大きさの虫歯菌が入り込んでしまうと言う報告もある(LSTR療法学会)。一方の銀歯はセメントで接着するので隙間は2ミクロン。
「結局、これらは『説』なので、どちらが正しいとは一概に言えないはず」(筆者注・接着面の隙間については諸説ある)

基本は人間が治療と言う形で歯に手を加えることは良くないことですよね。それを踏まえて材料に関して私はどちらも大きな差がないと思っています。
人間の歯の硬さ、形はそれぞれきちんと理にかなっているものです。
ただ、銀歯の場合、耐久性は良いのですが、金属アレルギーの問題、隙間の問題はあります。
金属アレルギーに関してはかなりの数の患者さんにその影響はありますよね。隙間の問題は銀歯の場合、型を採るとき、模型を起こす時、ワックスで整形する時、鋳造する時のそれぞれの操作で歪み・誤差が出てきます。行程で4回も疑似で作成して行くのですから誤差がないわけではありません。
コンポジットレジンは色、接着性に優れていますがやはり材料としてもろいですよね。
ただ、詰める面によっては耐久性が悪いとは一概に言えませんし、銀歯ほど多く削る事がないので歯には優しいかも知れません。それに1日です見ますから通う回数も減ります。
どちらかと言うとコンポジットレジンをオススメしますが、もろいので虫歯のできている形にも大きく左右されます。