●●歯科クリニック院長●●氏が語る

「日本の歯みがき指導はガラパゴス化しています。

とりわけすぐに歯磨材を使って歯みがきをする人が多いのですが、これはよくない。糖質を含む飲食をした後、歯からリンやカルシウムが唾液に溶け出し、歯は柔らかい状態にある。そこをゴシゴシ磨くと歯が削れて知覚過敏になる。」

 

 

 

確かに歯磨材を使って歯みがきをする事に関してはあまりオススメできませんね。

スッキリさせたり、歯みがきをする時間がなくて長時間磨けなかった時などの使用はいいですが、粗い研磨剤の含まれている歯磨材は歯を傷つけてしまうことはありますよね。

 

でも、以前からよく言われている歯の成分が溶け出すというのはどうでしょうかね。

糖質を含む飲食に関して言うと歯垢の中にある細菌が「糖質を含む飲食」によって活性化して

歯を溶かすことが主で、食べ物で歯が溶け出すことはどうでしょうか。

小学生の子どもの実験で口の中の飲食時のPHを調べるものがありましたが、飲み物はすぐに正常値に一瞬で戻ります。

口腔内の食事後すぐも正常値にもどりますからよほど酸の強い物や嘔吐などを頻繁に繰り返すものは歯を溶かしますが食事で歯が溶ける実験をどの大学も証明している物がありません。

要は細菌の繁殖をさせないことが大切ですよね。

 

また、知覚過敏は歯と歯茎の間で起こりますからそこだけ歯が溶けるというのも微妙ですね。

むし歯が起きやすいことは確かですが、歯と歯の間が最も多いわけですから。

まあ、エナメル質の厚い所と薄いところがありますからそれを言っているかもしれませんが、

辻褄合わない理屈ですね。