都内大学病院の心臓外科医が語る。「一般の患者から見れば、医師も歯科医師も同じ医者だという感覚かもしれませんが、歯科医は人材の質にばらつきがあります。そもそも医科と歯科だと国家試験も異なるし、似ているようで全く別の職業なんです。私立系の歯学部だと裏口入学が当たり前の様に行われていますしね。」

 

さてさてどんだけ〜。

歯科はむかし、むかし二つに分かれていましたね。今の歯を保存をしようと公家に治療を施していた口内医と、今の口腔外科、いわゆる抜歯をする大道芸人の香具師。歯科医はどちらかと言うと香具師、口内医はどちらかというと歯を作る技工士さんだという説もあります。以前この話で盛り上がった事があります。歯科医師の国家試験を一番最初に受けた人は小幡さんという人です。医師の国家試験とはやはり出所も違いますね。

そして歯科医は人材の質にばらつきがあると言いますが、それは医師も一緒です。歯科医の場合、何件も歯科医院を開業している場合、やはり医療としての目的ではないと思えます。また技術的にも難しいですからそこにもどれだけ丹念に自分を鍛えてきたか、そうでないかでも違いが出てきます。それとは逆に医師の場合、今医師不足と言われています。外科など人の命にメスを入れる科目は歯科と同じですが、全体人数からするとそれほど少ないわけではありません。かなりの数の医師が臨床(現場)に出られないという現実もあります。例え頭がついてきても実際人と接触する事ができない医師も多いという事です。それこそ人材のばらつきがもっと激しいともいえますよね。