「家族の治療では交換する」

 

歯科医が治療で使用する器具は種類が多い。基本セットのミラー、ピンセット・・・・歯科衛生士は歯石除去用のキュレット、超音波スケーラーを主に使う。そうした患者の口腔内に触れる器具は感染リスクがあるので、患者ごとに交換するのが当然である。しかし、現場では驚くべき対応をしていた。「私が働いているクリニックではハンドピースをアルコール綿で拭いて、次の患者に使用しています。血液がべったりついていたり、肝炎の患者さんに使用したときはその都度交換しますが、ハンドピースを沢山揃えていないので、患者さん毎に交換するのは無理です。」証言したのは、これまで5軒のクリニックで勤務経験を持つ歯科助手の女性(30代)だ。

 

患者ごとに交換するってあまりにも当たりまえすぎることですよね。交換しない歯科医院があるのならそれは戦前でもなかったのではないかと思いますね。もしいるとすれば欲そんな歯科医院をみつけたなぁと感心するくらいです。それかお得意の誇大表現とか・・・。

ハンドピースの滅菌に関してはやはり課題は大きいと思います。感染大国の○国では歯科にかかる場合すべてが自由診療になります。また、歯科で使用する器具のすべてを個人的に購入することも普通であります。ある国では使用するセメントや治療に使用する材料を個人で購入して歯科医院に通院するという制度を取っているところもあります。

実際そこまでしたら個人で滅菌器なども購入、歯科の診療台も購入することが最も安全でしょうね。ついでに今は歯科医も余っていますから歯科医も買ってしまえば良いかもですね(笑)

ハンドピースは精密機械ですから滅菌・消毒に関して多くの問題を抱えています。このハンドピースはとても高価なものですから高圧のオートクレーブにかけてしまうと3ヶ月も持ちません。また、ガス滅菌にかけると滅菌・消毒は出来ますが、発がん性が高く首を縦にふる歯科医は多くありません。また、ハンドピース専用の滅菌器はコストが非常に高く、一番の問題点は壊れやすいといった問題も抱えています。

では当医院では?ご来院ください。お教えします。(笑)