「家族の治療では交換する」

 

私たちの口の中は、様々なリスクに満ちていることをご存じだろうか?口腔内には虫歯や歯周病の原因菌など、350種類以上の常在菌が存在し、「日和見感染菌」などが命を脅かすことがある。日本赤十字社では、歯科治療によってそうした常在菌が血液に移行する可能性があるとして、治療後3日間は、献血しないよう呼びかけているほどだ。

 

これもすごい話ですね。確かに口腔内には常在菌は350種類以上の常在菌が存在しています。悪玉、善玉合わせてですよ。このことが事実なら、日本赤十字社も歯科治療ではなく外出を3日間させず出来るだけ感染しない防護服、防護マスクをして献血に行けば良いのではないですかね(笑)

大体、風邪がどこから移るとか、色んな感染症は大抵外から移りますよね。歯科治療で感染症を起こすことはそれよりずっと稀な話ですから都合良いように解釈しています。私たちも外科処置などの出血処置をしたときは、日赤さんとは逆に、プールや、大衆浴場、温泉は控えてくださいと言っています。処置をした患者さんが感染しないようにです。もっというと外食の方がもっとあぶないですよね。食中毒もそうですが、もっと強い毒性があります。日和見感染は免疫能力が落ちたときに最も感染しやすいですが、果たして歯科治療でそこまで免疫能力が落ちるのでしょうかね。

 

大きな病院の方がよほど感染は起きやすいですね。歯科だけではなく、色んな病気で同じ受付でそこの医師、受付はどんな病気か解っていますが、一般に待っている患者さんはどうでしょか。個人情報があるので病気の事は一切知らないはずですよ。感染は空気感染、接触感染もありますからもっと注意する必要がありますし、もっというと来院される患者さん全員に防護服を着用させる必要が出てくるのでは?私は献血に関していうなら歯科が3日間献血しないようにするのなら、歯科に勤める人は献血はしていけないということになります。

ただ、この条例があるのなら大きな病院に1週間以内に通院されたひとは1〜2週間献血はさせてはいけませんよね。なんといっても「潜伏期間」というのが問題になるわけですから。

こうなると輸血する血液は今以上にかなり不足になります。どうするんですかね?