この「歯ブラシの処方」という

ワードを使い始めたのは

もう20年以上前でしょうか。

 

実は先日歯科医療従事者向けの

オンラインセミナーの案内が来ました。

その題目に「歯ブラシの処方」という

ワードが出ていました。

 

20年以上前から当医院ではこの言葉を

患者さんに訴えていましたが

やっと業者が乗り出してくれたと思い

ワクワクしています。

 

もともと「歯ブラシの処方」とは

患者さん一人一人口腔内の環境や

習慣そして歯並びなど個性があります。

 

その個性に合わせて歯ブラシを選び

磨き方を変え、回数や時間当て方を

変えて、当医院の目標である

歯周病の

「骨再生」の実績を残してきました。

 

当時はそれほど歯ブラシの種類も

多くなかったので

歯ブラシの毛先をカットしたり、

抜いたり毛束を減らしたりその人に合わせた

歯ブラシを作ってきました。

 

時代は良くなりましたね。

 

これだ!というものはなくても

限りなくこちらで

切ったり抜いたり操作することない

歯ブラシが出てきたのですね。

 

かつて

「抜かずに治す歯槽膿漏」(絶版)という

本を書かれた片山恒雄先生の頃から

歯ブラシの選び方、使い方そして

考案されたものがありました。

 

その後深田邦雄先生が

それに改良を加えた歯ブラシを出し、

「骨再生」の実績を作ってきたのです。

 

私自身その考え方に賛同し

試行錯誤を続けてきて

少しずつその経験を生かして

実績を残してきました。

 

尊敬する片山先生、深田先生の 推奨する

「歯ブラシの処方」を

継承し続けたいとそんな気持ちで 一杯です。

 

やっと日の目を見た

「歯ブラシの処方」というワード 。

 

来月そのオンラインセミナーがあります。

 

効率良く「骨再生」 「抜かずに治す」治療ができる

「歯ブラシの処方」のセミナーは

患者の皆さんにそれを提供できる事を

今から楽しみにしています。