あなたは今年流行語大賞にもなった

“ アマビエ ” をご存知ですか?

 

“ アマビエ ” は今年話題になった

新型コロナ除けとして

疫病除け信仰の一種なのです。

 

“ アマビエ ” は1846年に肥後国、

現在の熊本県に予言者として出現し、

その絵を見せれば豊作になり

疫病除けにもなるという話が瓦版

(現在の新聞のようなもの)に

出回りました。

 

その真相は不明ですが、

このような民間信仰を紹介すると

江戸時代の人々は信仰深かったので

この話が江戸まで伝わったということは

かなり話題になったということでしょうね。

 

人は未知なる恐怖にさらされると

時代に関係なくこのような神秘的な救いを

求めるものなんですね。

 

ただ、当時の医師たちも

ただ現代の医師と同じように

疫病に立ち向かおうと懸命に

疫病と向き合いました。

 

必死に特効薬の開発に明け暮れていましたが

結果は空しく病を減らすことは出来ず

3年もの間病を避けることはできず

日常的に死の世界が続きました。

 

医療技術が進んだ今でも江戸時代と

変わっていないんですね。

 

良い薬、ワクチンが開発されても

それより猛毒のウイルスが現れ また薬、

ワクチンが開発されるという

人類とウイルスの追いかけっこが続きます。

 

既にイギリスでは新型コロナウイルスが 進化をとげ、

制御不能な変異種が

猛威をふるい始めています。

 

これを食い止めるのは

新しい社会いわゆる生活習慣すら

変えなくては本当に

人類が滅亡してしまうかも知れません。

 

新しい社会システムを構築することが

感染症との戦いに勝つ

早道になるかもしれないのです。

 

“ アマビエ ” に 手を合わせてお願いするよりも

手洗いとうがい、3密を避け

マスクの着用を徹底的行う事が

大切なのではないでしょうか。

 

ジッと我慢の時です。

 

今の騒ぎが終息したら “ アマビエ ” の予言で

きっと豊作の時がくると思います。

・・・そう願っています。