久しぶりの投稿になります。

 

先日、テレビを見ていたら

「許せない生活のニオイランキング」

というものをやっていました。

 

我が国は健康増進法も

かなり神経質なほど厳しくなっているので

1位がタバコで2位がお酒のニオイだと

てっきり思いこんでいました。

 

いざフタを開けてみると

1位は生乾きのニオイで

2位は汗のニオイだったのですね。

 

でも、あとから考えてみると

「なるほど!」と思います。

 

しかし、驚いたのはその後の3位から5位で

お酒、タバコのニオイを抜いて

3位になったのは香水のニオイだったのです。

 

タバコの規制やお酒の規制はあるのに

香水の規制はありません。

 

タバコの煙やニオイをめぐるトラブルは、

健康増進法が制定されてから

増えているのですが、

香水のニオイも

少なからずとも増えているのです。

 

タバコは分煙が進み、

居酒屋ですら全面禁煙に

乗り出す店もあるほどです。

 

もう一つタバコには

受動喫煙という問題があって

タバコを吸いたくない人が

知らずに吸ってしまうということが

大きくとりざたされています。

 

 

しかし、香水にもタバコと同等の

健康に悪影響があり発がん性物質は

タバコ以上のものがあるのです。

 

また、香水の化学物資に反応して

体調不良になる “ 香害 ” に苦しむ人の

意見も多く出始め

問題の深さが浮き彫りになってきました。

 

科学的な成分が原因で 体調を崩す人も多く

排ガスなどの空気汚染や

香料入りの柔軟剤など症状によっては

化学物質過敏症と診断されます。

 

それに加え 頭痛、せき、ぜんそくなどが発症し

日常生活に支障をきたし、

学校や仕事に行けなくなる人もいるのです。

 

この “ 香害 ” はタバコと同じように

個人の心がけでは限界があるので

ある特定の場所だけに限り使用するなど

国が規制することも

考えなくてはいけない問題であるのです。

 

しかし、香水についての規制や、

健康増進法でも一切問題にしていません。

 

何故でしょう?

 

結局“ 誰かの ”都合の悪いものは

たとえ身体に悪い物だと解っていても

規制しないのですね。

 

なにか規制を作ると 「俺が法律を変えた!」と

ほざいている代議士もいまだにいます。

 

今は自分達で自分を守らなくてはいけない

時代になったということを痛感します。

 

誤った情報から自分を守る

誤った病気の知識から自分を守る

誤った情報から自分を守る

自分で自分を守らなければなりません。

 

でも、やはり国に期待したいことは

日本の国民として “ 安心 ” は

最低限守ってもらいたいですよね。