ちょっと前のニュースを紐解いてみると

こんな記事が載っていました。

 

登山が共通の趣味だった

オシドリ夫婦の間で たった一言で険悪になり

殺害してしまう事件がありました。

 

妻と口論になり、

妻の頭部をハンマーで殴り

なおかつ、妻の生存を偽装する

メールを送信していたほかに犯行直後も

平然と登山を続けていた男がいたのです。

 

遺体は遺棄されていて、司法解剖の結果、

頭部に30カ所以上の陥没骨折があり、

その大きさは最大で9センチに達し、 「

強い力で執拗(しつよう)に殴られた」

という事が解っていました。

 

周囲では非常に仲むつまじい夫婦として

有名でしたが

あまりにもその二面性があったことに

知人らは驚きを隠せなかったようです。

 

夫の供述から、午後9時半頃に

睡眠導入剤を飲んで就寝していたところ、

就寝中にパソコンの故障をめぐり

妻に起こされて口論になったという事です。

 

そして、

「あなたのせいでパソコンが壊れた!」と

妻の一言で逆鱗に触れ、

頭部崩壊する程の惨殺行為に至ったのですね。

 

一つ言えるのは 睡眠導入剤を使用しなければ

眠ることが出来ない人にとって

夜中に起こされることは非常につらく

精神的にも肉体的にも厳しくなります。

 

殺人を犯したことに

同情する余地はありませんが

夜中に起こされることが毎日起これば

かなり精神的、肉体的負担は

想像以上に大きくなるのです。

 

おしどり夫婦だったのか

仮面夫婦だったのか解りませんが

人の逆鱗に触れると

大きくいろんな事が変わってくるのですね。

 

夫婦、親兄弟、友人関係でも

自分だけの事を考えて行動を起こすと

積み重なる怒りの限界を越えると

最悪な状況になってしまうことも

意識する必要があります。

 

「自分さえ良ければ良い」という

なんとも寂しい時代になり

ヒトの物理的な精神的なものを

何でも奪ってしまうそんな相手でも

「思いやり」も必要ですよね。

 

相手が何を感じているのか

何を望んでいるのか

けんか腰になっては話になりません。

 

私たちが大切にしていること言葉に

“ inside out ” という言葉が あります。

 

以前流行った「7つの習慣」という

書物にもありますが

その意味とは違って

まずは一端受け入れて言葉を発することと

私達は理解しています。

 

売り言葉に買い言葉ではダメなんですね。

 

欲が深ければ深いほど自己崩壊していきます。

 

なんにせよ穏やかに生きたいものです。