今から10年ほど前、

冬に家電量販店に行き買い物をすると

ほとんどの店員がマスクをして

お客さんに対応していました。

 

言葉は聞き取れないし、

顔を見られないので何か不満があるのかと

非常に不愉快な気持ちになったことを

覚えています。

 

東京の大手の百貨店でマスクを着用して

お客さんを接待している事はなく、

国の機関での会談やお手企業の商談で

マスクを着用したまま

話をすることはありません。

 

そう考えるのマナー教育ってすごく大事だし、

なんと言っても企業の

品格を感じるものでした。

 

ところが、最近、大きな病院では

病院スタッフ全員がマスクを着用していて、

来院する患者さんにもマスクの着用を

義務づけているところもあるのですね。

 

これは感染予防のためでもありますし、

なんと言っても今の時代、

どんな病気に感染するかわから

菌自体も強くなってきているので

命を脅かす院内感染の怖さがあるのですね。

 

以前、私の医院でも患者さんと話をする時は

マスクを取って話をすることを

徹底してきました。

 

しかし、最近になって

何の感染症があるか分からないので

マスク着用のまま、

患者さんに対応するようにしています。

 

新たな病気が蔓延する昨今、時と場合によっては

マスクをした方が自分にも相手にも失礼がない、

ルールもマナーも

「常識は時代と共にかわる」のですね。