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【小児矯正をご検討の方へ】子どもの歯並びが悪くなる原因とは?口呼吸・舌のクセ・生活習慣との関係

2026.08.09

こんにちは。長野県岡谷市の太田歯科医院、歯科医師の太田大聖です。

「歯並びは遺伝だから仕方ないですよね?」

小児矯正のご相談で、このようなご質問をいただくことがよくあります。

もちろん、顎の大きさや歯の大きさなど、遺伝が影響する部分はあります。しかし、実際には遺伝だけで歯並びが決まるわけではありません。

毎日の何気ない生活習慣や、お口の使い方、姿勢なども、お子さんの歯並びに大きく関係しています。

今回は、「子どもの歯並びが悪くなる原因」について詳しくご紹介します。

「将来、矯正が必要になるか心配…」
「子どもの歯並びが少し気になってきた」

そんな保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。


歯並びは「歯」だけの問題ではありません

歯並びというと、「歯がきれいに並ぶかどうか」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。

しかし実際には、

・ 顎の成長

・ 舌の位置

・ 唇や頬の筋肉のバランス

・ 呼吸の仕方

・ 飲み込み方

・ 姿勢

など、さまざまな要素が関係しています。

つまり、お口は全身とつながっています。

そのため、小児矯正では歯だけを見るのではなく、「なぜその歯並びになったのか」という原因を考えることがとても大切です。


原因① 口呼吸

近年、とても増えているのが「口呼吸」です。

本来、人は鼻で呼吸するのが自然ですが、

・ いつも口が開いている

・ 寝ている時に口が開いている

・ 風邪ではないのに口呼吸が多い

このようなお子さんは少なくありません。

口呼吸になると、舌が本来あるべき上あごの位置に収まらず、下がった状態になります。

すると、上あごが十分に成長しにくくなり、歯が並ぶスペースが不足しやすくなります。

その結果、

・ 前歯がガタガタになる

・ 出っ歯になる

・ 噛み合わせが悪くなる

などにつながることがあります。


原因② 舌のクセ(舌癖)

舌は食事の時だけ動いているわけではありません。

普段何もしていない時でも、舌には正しい位置があります。

本来は上あごについている状態が理想ですが、

・ 舌がいつも下にある

・ 飲み込む時に前歯を押している

・ 舌を前に出すクセがある

このような状態が続くと、歯に少しずつ力がかかり、歯並びへ影響を与えることがあります。

歯は強い力だけで動くわけではありません。

毎日繰り返される弱い力でも、長い年月をかけて歯並びを変えてしまうことがあります。


原因③ 指しゃぶりや唇を噛むクセ

乳幼児期の指しゃぶりは成長の一つですが、長期間続く場合は注意が必要です。

また、

・ 爪を噛む

・ 唇を噛む

・ 鉛筆を噛む

といったクセも歯並びへ影響することがあります。

すべてのお子さんに治療が必要というわけではありませんが、続いている場合は一度相談されることをおすすめします。


原因④ 柔らかい食事ばかり

現代は昔に比べ、柔らかい食べ物が増えました。

もちろん柔らかい食事が悪いわけではありません。

しかし、噛む回数が少なくなると、顎の発達に影響する可能性があります。

食事では、

・ よく噛むこと

・ 左右均等に噛むこと

・ さまざまな食材を食べること

も大切です。

毎日の食習慣がお口の成長を支えています。


原因⑤ 姿勢も実は関係しています

「姿勢と歯並び?」

意外に思われるかもしれません。

猫背になると頭が前に出やすくなり、舌や下あごの位置にも影響することがあります。

最近はタブレットやスマートフォンを見る時間が長くなっているお子さんも多く、姿勢が崩れやすい環境です。

歯並びだけでなく、姿勢や呼吸も含めて生活習慣を見直すことが大切です。


小児矯正は「原因」にアプローチする治療です

小児矯正というと、「歯を並べる治療」と思われがちです。

しかし、それだけではありません。

当院では、

・ 顎の成長

・ 呼吸

・ 舌の使い方

・ お口の機能

なども考えながら、お子さん一人ひとりに合った治療をご提案しています。

歯だけを動かすのではなく、お口全体の成長をサポートすることが、小児矯正の大きな役割だと考えています。


「様子を見ましょう」とお伝えすることもあります

歯並びが気になるからといって、すぐに矯正治療が必要とは限りません。

実際には、

「今は経過を見ながら成長を確認しましょう。」

とお話しするケースも多くあります。

一方で、「もう少し早く相談していただければ、成長を活かした治療ができたかもしれません」と感じるケースがあるのも事実です。

だからこそ、「気になったら相談する」ということがとても大切です。


当院が大切にしていること

太田歯科医院では、「抜かずに治す」という理念を大切にしています。

もちろん、すべての症例で抜歯を避けられるわけではありません。

しかし、お子さんの成長を活かせる時期に適切な対応を行うことで、将来的な選択肢を広げられる可能性があります。

歯並びだけを見るのではなく、「将来、健康な歯をできるだけ長く残すこと」を目標に診療を行っています。


まとめ

子どもの歯並びは、遺伝だけでは決まりません。

口呼吸や舌のクセ、食生活、姿勢など、毎日の生活習慣も大きく関係しています。

「うちの子は大丈夫かな?」

そう思った時が相談のタイミングです。

早めにお口の状態を確認することで、今すぐ治療が必要なのか、それとも経過観察でよいのかを知ることができます。

岡谷市や諏訪地域で小児矯正をご検討中の方は、お気軽に太田歯科医院までご相談ください。


次回予告

「歯並びの原因は分かったけれど、小児矯正にはどんなメリットがあるの?」

次回は、**『小児矯正を始める5つのメリット|見た目だけではない大切な効果』**について、分かりやすくご紹介します。

 

執筆者紹介

太田歯科医院

歯科医師:太田 大聖(おおた たいせい)

東京歯科大学卒業。

日本小児歯科学会専門医、障害者歯科学会認定医、PERF-JAPAN認証専門医(根管治療)として、小児歯科から成人歯科まで幅広い診療に携わっています。

長野県岡谷市の 太田歯科医院 では、「抜かずに治す」を理念に掲げ、できる限り歯を残す治療を大切にしています。小児矯正・成人矯正をはじめ、歯周病治療、精密根管治療、インプラントなど、お一人おひとりのお口の状態に合わせた治療をご提案しています。

このブログでは、地域の皆さまがお口の健康について正しい知識を身につけ、安心して治療を受けていただけるよう、歯科医師の立場から分かりやすく情報を発信しています。

太田歯科医院
〒394-0028 長野県岡谷市本町4-5-6
TEL:0266-22-4648
ホームページ:https://www.o-dent-sp.com/

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