虫歯治療

虫歯治療

ICON-SV_17虫歯とは、虫歯菌が歯に付着し、そこで繁殖をしながら砂糖や炭水化物を発酵させて酸をつくり、その酸が歯を溶かしていくことで起こります。

従いまして、虫歯治療というのは基本的には「虫歯菌を壊滅させて」「歯の失われた部分を様々な手段で埋める」という治療となります。

虫歯治療は痛いものと思われがちですが、できるだけ痛みのない治療を行うことができます。麻酔注射が痛い印象がある方も少なくないかもしれませんが、それもかなり無痛に近いくらいです。

虫歯の進行

complete-recovery003C3などの段階になると、神経を抜くのが一般的です。

しかし、神経を抜くというのは実はとてもおおきなことなんです。ただ、痛みを感じられなくなるわけではありません。

どういうことかというと、神経と一緒に「血管」が通っており、それも一緒に取らなければいけないからです。

歯も組織ですから栄養が必要です。栄養によって健康を維持します。

ではその供給源である血管がなくなってしまったら…言ってみれば「根っこを失った、枯れ木」です。こうなってしまうと、

  • 歯の咬み合わせ
  • 身体のバランス
  • 消化器官の健康

などに大きな影響をあたえることがあります。

C2程度から歯が沁みてきます。C3に行くと歯髄(神経と血管)までも侵されていきます。そこまでいくと、いわゆる「神経を抜く」ことをして、中まで徹底的に消毒し、菌を殺さないと虫歯菌を退治することが出来ないからです。

「抜かずに治す」歯髄温存療法の勧め

〜 できるだけ神経を残して歯を抜かない 〜

神経を取るということは、歯に栄養を送ることができなくなるということ。なぜなら、神経を取るということは、一緒に並んでいる血管をも取るということだからです。

歯に栄養を送るための血管を取ってしまえば、その歯は枯れる一方。そして周りの歯にも悪い影響を及ぼします。

一番いいのは「自分の歯を残して治療すること」です。

「でも、それができないから神経を抜いているんじゃ…」と思われたかもしれませんが、今の最新技術を使えばそんなことはないんです。ご興味のある方はこの先をご覧ください。

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