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【岡谷市】口呼吸・指しゃぶり・舌の癖が子どもの歯並びに与える影響とMFT

2026.09.11

皆さん、こんにちは。

長野県岡谷市にある「太田歯科医院」の院長 太田大聖です。

ここ数年、岡谷市・諏訪・下諏訪・茅野周辺でも「子どもの歯並びが気になるけれど、何から始めたらいいの?」という親御さんからのご相談が増えています。背景には、インターネットやSNSを通じて、子どもの頃の癖が将来の歯並びに影響する可能性があるという情報が広まったこと、そして早期からのアプローチの重要性への関心が高まっていることがあります。太田歯科医院でも、地域にお住まいの患者様から、指しゃぶりや口呼吸、舌の癖といったお子様の習慣についてご不安の声をいただくことが少なくありません。

「うちの子、いつも口を開けているけど大丈夫?」

「指しゃぶりはいつまでにやめさせればいいの?」

このような疑問や不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。子どもの癖が歯並びに与える影響は個人差が大きく、必ずしも治療が必要となるわけではありません。大切なのは、お子様の成長段階に合わせて適切な時期に専門家へ相談することです。

この記事では、子どもの口呼吸、指しゃぶり、舌の癖が歯並びに与える可能性のある影響と、それらの改善に役立つ「MFT(口腔筋機能療法)」について、歯科医の立場から詳しく解説します。


指しゃぶり・口呼吸・舌の癖とは

指しゃぶりと口呼吸をする子どものイラスト

お子様の成長過程で見られる指しゃぶりや口呼吸、舌の癖は、多くの場合、無意識のうちに行われている習慣です。このセクションでは、それぞれの癖がどのようなものか、その特徴についてご説明します。これらの癖は、単なる習慣として見過ごされがちですが、長期的に見るとお子様の健やかな成長、特に口元の発達に深く関わっています。

指しゃぶりについて

指しゃぶりは、乳幼児期によく見られる自然な行動の一つです。赤ちゃんがお腹の中で指を吸う様子が見られるように、口唇機能の発達や心の安定のために行われることもあります。多くの場合は、成長とともに自然と回数が減り、小学校入学前にはなくなることが多いとされています。しかし、年齢が上がっても頻繁に続く場合、歯並びや顎の成長に影響を及ぼす可能性も考えられます。

▶ 指しゃぶりが続く年齢 一般的に3歳頃までは心の安定や口の発達に重要ですが、4歳以降も頻繁に続くと、前歯に影響が出やすくなります。 ▶ 指しゃぶりの強さや頻度 単に指を口に入れるだけでなく、強く吸い込む、長時間続けるといった癖は、より歯並びへの影響が大きくなる傾向があります。 ▶ 心理的な要因 不安やストレス、退屈から指しゃぶりが増えることもあります。お子様の気持ちに寄り添い、原因を探ることも大切です。

当院では、指しゃぶりに関する親御さんのご不安をしっかりお伺いし、お子様にとって最適なアドバイスを提供しています。

口呼吸について

口呼吸とは、鼻ではなく口で呼吸を行う癖のことです。本来、人間は鼻で呼吸をする「鼻呼吸」が基本ですが、アレルギーや鼻炎による鼻づまり、あるいは習慣として口呼吸が定着してしまうことがあります。就寝中に口が開いている、日中も常に口が開いている、というようなサインが見られることがあります。岡谷市でも、季節のアレルギーなどでお子様が鼻呼吸しづらくなり、一時的に口呼吸になるケースもございます。

▶ 口呼吸の主な原因 鼻炎やアレルギーによる鼻づまり、扁桃腺の肥大、あるいは口周りの筋肉の未発達などが挙げられます。 ▶ 口呼吸の兆候 常に口が開いている、よだれが多い、唇が乾燥しやすい、風邪をひきやすい、いびきをかくなどのサインに注目しましょう。 ▶ 口呼吸が長期化するリスク 長期的な口呼吸は、顔の成長や歯並びに影響を与えるだけでなく、免疫力の低下や集中力の散漫にもつながることがあります。

太田歯科医院では、口呼吸の原因を特定し、改善に向けたアドバイスやMFT(口腔筋機能療法)を提案することで、お子様の健やかな成長をサポートします��

舌の癖(低位舌・舌突出癖など)について

舌の癖には、安静時に舌が上あごにつかず低い位置にある「低位舌(ていいぜつ)」や、嚥下(飲み込み)時に舌が前歯を押し出す「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」などがあります。これらは、舌や口周りの筋肉の使い方の習慣から生じることが多く、無意識のうちに行われているため、親御さんが気づきにくい場合もあります。舌は、歯並びを内側から支える重要な役割を担っており、その位置や動きの癖が長期にわたると、歯並びに影響を与える可能性も考えられます。

▶ 低位舌とは 安静時に舌の先が下あごの歯の裏側に位置し、舌全体が上あごに触れていない状態を指します。上あごの成長を促す力が弱まります。 ▶ 舌突出癖とは 食べ物や飲み物を飲み込む際に、舌が前歯の間に突き出る癖です。継続すると、前歯を前に押し出し、出っ歯や開咬の原因となります。 ▶ 舌の癖に気づくヒント 食事の時にクチャクチャと音を立てる、飲み込むときに顔をしかめる、滑舌が悪いといった特徴が見られることもあります。

舌の正しい位置と動きは、歯並びだけでなく、発音や飲み込みにも大きく影響します。岡谷市で子どもの舌の癖についてご心配な場合は、お早めにご相談ください。

これらの癖が歯並びに与える可能性のある影響

口呼吸と指しゃぶりの影響を受けた歯並びのイメージ

お子様の指しゃぶりや口呼吸、舌の癖といった習慣が、長期にわたって続くと、歯並びや顎の成長に影響を与える可能性が指摘されています。ここでは、どのような影響が考えられるのかを歯科医の視点から解説します。これらの癖は、単に歯を動かすだけでなく、顔の骨格や筋肉のバランス全体に影響を及ぼすことがあります。

歯や顎の成長への影響

これらの癖が続くことで、歯並びや噛み合わせに影響が出ることがあります。例えば、指しゃぶりは前歯が前に出る「出っ歯(上顎前突)」や、奥歯を噛んでも前歯が閉じない「開咬(かいこう)」の原因となる可能性があります。また、口呼吸が慢性化すると、上あごの成長が十分に進まず、歯列が狭くなることで歯が並びきらずに「叢生(そうせい)」と呼ばれるガタガタの歯並びになることも考えられます。舌の癖も同様に、舌が前歯を押し出すことで「出っ歯」や「開咬」につながる場合があります。

▶ 出っ歯(上顎前突) 指しゃぶりや舌突出癖によって、上の前歯が前方に突き出てしまう状態です。口が閉じにくくなることもあります。 ▶ 開咬(かいこう) 奥歯を噛み合わせても、上下の前歯が閉じずに隙間ができてしまう状態です。食べ物を噛み切りにくくなります。 ▶ 叢生(そうせい) 歯がデコボコに並んでいる状態です。口呼吸による上あごの成長不足が原因で、歯列弓が狭くなることで起こりやすくなります。 ▶ 交叉咬合(こうさこうごう) 奥歯が横方向にずれて噛み合ってしまう状態です。片側での口呼吸や偏った舌の癖が原因となることがあります。

これらの影響は、お子様の成長段階や癖の強さ・頻度によって異なりますが、早期に発見し対処することで、将来的な歯並びの問題を軽減できる可能性があります。

口周りの筋肉のバランスへの影響

口呼吸や舌の癖は、口周りや舌の筋肉のバランスを崩すことにつながります。本来、口を閉じ、舌が上あごにある状態が、顎の正しい成長や歯並びの安定を促すと考えられています。しかし、口呼吸では口を閉じることが少なくなり、舌が低い位置にある低位舌になると、口周りの筋肉や舌の筋肉が適切に使われず、その結果として顔つきや表情にも影響を与える可能性があります。

▶ 表情筋への影響 口周りの筋肉が緩むことで、顔つきがしまりがなく見えたり、口角が下がったりすることがあります。 ▶ 顎の成長への影響 舌が上あごに適切に当たらないことで、上あごの横方向への成長が阻害され、狭い歯列弓やV字型の歯列になることがあります。 ▶ 咀嚼(そしゃく)機能の低下 口周りの筋肉や舌の機能が低下すると、食べ物をしっかり噛み砕く力や、飲み込む力が弱まることがあります。 ▶ 発音への影響 舌の動きが正しくない場合、サ行やタ行などの発音が不明瞭になる「構音障害」を引き起こす可能性もあります。

太田歯科医院の診療経験からも、お子様の癖を改善することで、口周りの筋肉がしっかり使えるようになり、見た目の印象も変わった例を拝見することがあります。健やかな歯並びと、健康な口元の成長のために、これらの癖への早期介入が重要です。

癖による歯並びへの影響が気になり始めたら、治療を始める時期も一緒に考えたいところです。開始時期の目安は「小児矯正はいつから始める?最適な時期とメリット」で詳しく解説しています。

MFT(口腔筋機能療法)とは

MFTトレーニング中の子どもと歯科医師のイラスト

MFT(Oral Myofunctional Therapy:口腔筋機能療法)とは、口呼吸や舌の癖といった口腔習癖を改善し、正しい舌の位置や口周りの筋肉の使い方を習得するためのトレーニングです。このセクションでは、MFTの目的と太田歯科医院での取り組み方についてご説明します。

MFTの目的

MFTの主な目的は、舌や唇、頬など口周りの筋肉のバランスを整え、適切な機能を取り戻すことです。これにより、以下のような効果が期待できます。

▶ 正しい舌の位置の習得 安静時に舌が上あごに正しく収まるようにトレーニングします。これにより、上あごの正常な発育を促���、���並びの安定につながります。 ▶ 鼻呼吸への移行のサポート 口周りの筋肉を強化し、口を閉じる習慣を身につけることで、自然な鼻呼吸を促します。 ▶ 嚥下(飲み込み)機能の改善 食べ物を飲み込む際に舌が前歯を押し出す癖(舌突出癖)を改善し、正しい飲み込み方を習得します。 ▶ 発音の改善 舌や唇の正しい動きを習得することで、不明瞭だった発音が改善されることがあります。 ▶ 顔つきの変化 口周りの筋肉が適切に機能することで、引き締まった表情や顔つきに改善される可能性があります。

MFTは、歯並びの悪化を予防したり、矯正治療の効果をより高めたり、後戻りを防ぐためにも有効な場合があります。当院では、お子様の成長段階やお口の状態に合わせて、MFTの必要性を判断し、適切なアドバイスを行っています。

当院でのMFTへの取り組み方

太田歯科医院では、お子様一人ひとりの状態やペースに合わせてMFTを進めています。MFTは毎日継続して行うことが大切ですが、お子様にとって負担にならないよう、短時間で楽しく行えるような工夫を取り入れています。

具体的には、歯科医師や歯科衛生士が、舌や唇の正しい動かし方を丁寧に指導し、ご家庭でも実践できる簡単なエクササイズをご紹介します。最初は慣れないかもしれませんが、遊び感覚で取り組めるようにサポートいたしますのでご安心ください。

▶ 個別カウンセリング お子様の癖の状況やお口の状態を詳しく診察し、MFTが必要かどうか、どのようなトレーニングが適切かを判断します。 ▶ 実践的な指導 ミラーを使った視覚的なアプローチや、簡単な道具を用いたトレーニングを通じて、お子様が楽しく学べるよう工夫します。 ▶ ご家庭でのサポート MFTの効果を最大限に引き出すためには、ご家庭での継続が不可欠です。保護者の方にもトレーニングのポイントをお伝えし、サポート体制を一緒に構築します。 ▶ 定期的な進捗確認 数週間から数ヶ月に一度のペースで来院いただき、トレーニングの進捗状況を確認し、必要に応じて内容を調整します。

MFTは自由診療となるため、費用については個別のカウンセリング時にお尋ねください。当院では、お子様の口元の健康と、将来の美しい歯並びのために、MFTをひとつの選択肢としてご提案しています。岡谷市でMFTにご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

MFTは、歯を抜かずに、お子様自身の成長する力を活かして整えていく考え方と相性のよい方法です。当院の抜かない矯正歯科の考え方もあわせてご覧ください。

癖が気になったときの当院での相談の流れ

太田歯科医院の受付で相談する親子

「子どもの口呼吸や指しゃぶりが気になるけれど、すぐに治療が必要なのかしら?」と不安に感じる親御さんもいらっしゃるかもしれません。太田歯科医院では、まずは患者様のお話をじっくり伺い、お子様の状態を丁寧に確認することから始めています。

まずは口の中と癖の状態を確認

お子様の癖が気になったら、まずは一度当院へご相談ください。来院時には、まずはお子様の現在の口の中の状態を詳しく拝見します。歯並びや噛み合わせはもちろん、顎の成長の状況、そして口周りの筋肉の動きや舌の位置、呼吸の仕方などを総合的にチェックします。

▶ 視診と触診 お子様のお口の中を直接見て、触って、状態を確認します。虫歯の有無や歯肉の状態なども同時にチェックします。 ▶ 問診 親御さんから、お子様の日常生活での癖の状況、いつ頃から気になり始めたか、他に気になることなどを詳しくお伺いします。これにより、癖の原因や背景にある状況を探ります。 ▶ 写真撮影 必要に応じて、お子様の口元や歯並びの写真を撮影し、現在の状態を客観的に記録します。これにより、経過を観察しやすくなります。 ▶ 簡易的な口腔機能評価 お子様の年齢や協力度に応じて、舌の動きや唇の閉鎖力など、口腔機能の簡単な評価を行います。

この段階で、すぐに治療が必要と決まるわけではありません。お子様の年齢や成長段階によっては、まだ経過観察で十分な場合や、ご家庭での簡単な意識づけで改善が見込める場合もあります。岡谷市で子どもの歯並びに関するご相談は、太田歯科医院にお任せください。

必要に応じた対応の検討

診察の結果、もし何らかの対応が必要と判断された場合は、お子様一人ひとりに合わせた最適なプランをご提案します。

▶ MFT(口腔筋機能療法)の導入 舌や口周りの筋肉を正しく使うためのトレーニングを検討します。お子様が楽しく取り組めるように、無理のない範囲で進めます。 ▶ 小児矯正治療 将来の歯並びへの影響が懸念される場合は、顎の成長を利用した「プレオルソ」などの小児矯正装置の使用を検討することもあります。成長期のお子様にとって、負担の少ない治療法を優先します。 ▶ 定期的な経過観察 すぐに治療が必要ない場合でも、定期的にご来院いただき、お子様の成長とともに癖や歯並びの変化を確認していきます。早期発見・早期対応が、お子様の将来の健康を守ります。 ▶ 他科連携 鼻づまりが口呼吸の主な原因である場合など、必要に応じて耳鼻咽喉科などの専門医への受診をお勧めすることもあります。

当院では、お子様が安心して通えるよう、優しく丁寧な診療を心がけています。岡谷市周辺にお住まいで、お子様の癖や歯並びについてご心配なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
小児歯科、矯正治療、予防歯科と合わせて総合的にサポートさせていただきます。

お子様の通院や普段の予防については小児歯科のページにまとめています。はじめての受診で不安な点も、こちらをご覧いただくとイメージしやすいかと思います。

家庭でできる意識づけ

家庭で楽しく MFT トレーニングをする親子

お子様の口呼吸や指しゃぶり、舌の癖が気になる場合、歯科医院での専門的なアプローチだけでなく、ご家庭での日々の意識づけも非常に大切です。しかし、無理にやめさせようとすると、お子様にとって大きなストレスになることもあります。ここでは、家庭でできる優しいアプローチについてご紹介します。

日常生活での声かけの工夫

お子様が無意識に口を開けていたり、指しゃぶりをしていたりするのを見かけると、つい「やめなさい」と注意したくなるかもしれません。しかし、叱るのではなく、優しくポジティブな声かけを心がけましょう。

▶ 「お口、キュッて閉じられるかな?」 口を閉じているときに「お口がキュッと閉じられて、かっこいいね!」と褒めてあげる。 ▶ 「お鼻でスーハースーハーしようね」 鼻呼吸ができている時に「お鼻で呼吸、上手だね」と声をかける。鼻呼吸の重要性を遊び感覚で伝えましょう。 ▶ 舌の位置を意識させる声かけ 食事中に「ゴックンするとき、ベロはどこにあるかな?」などと、遊び感覚で舌の位置に意識を向けるきっかけを作る。上あごに舌がある状態が正しいことを伝えます。 ▶ 食育を通じたアプローチ 柔らかいものばかりでなく、噛み応えのある食材を取り入れることで、自然と顎を使い、口周りの筋肉を鍛えることができます。食事の時間を活用して意識づけを行いましょう。

これらの声かけは、お子様が自分で意識し、習慣を変えるきっかけとなるものです。無理強いせず、できた時にたくさん褒めてあげることが、お子様のやる気につながります。

無理に矯正しようとしないこと

お子様の癖の改善には、焦りは禁物です。特に、指しゃぶりは心の安定に繋がる行動でもあるため、無理やり指を抜いたり、叱りつけたりすることは避けましょう。

▶ お子様の気持ちを尊重する 「やめたいのにやめられない」というお子様の葛藤もあるかもしれません。頭ごなしに否定せず、気持ちに寄り添う姿勢が大切です。なぜその癖をしてしまうのか、お子様の心情を理解しようと努めましょう。 ▶ 環境を整える ストレスや退屈が指しゃぶりの原因となることもあります。お子様が安心して過ごせる環境を整えたり、夢中になれる遊びを見つけたりすることも有効です。絵本の読み聞かせや、手を使った遊びなどで、指への意識をそらす工夫も良いでしょう。 ▶ 専門家へ相談 ご家庭での意識づけだけで改善が難しいと感じたら、無理せず当院へご相談ください。適切なアドバイスやサポートを提供いたします。一人で抱え込まず、一緒に解決策を探しましょう。

岡谷市にお住まいの親御さんの中には、「本当にこれでいいのか」と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。当院では、お子様の発達段階を考慮しながら、最適な方法を一緒に考えていきますのでご安心ください。口呼吸、舌の癖、指しゃぶりの改善は、ご家族全員で取り組むことが成功への鍵です。

年齢別・癖と向き合う目安

年齢別に口呼吸や指しゃぶりについて考える親子のイラスト

お子様の指しゃぶりや口呼吸、舌の癖は、年齢や成長段階によってその意味合いや、向き合い方が変わってきます。ここでは、年齢別の目安について太田歯科医院の視点から解説します。お子様の成長ステージを理解し、適切なタイミングで対応することが重要です。

乳幼児期の指しゃぶり

乳幼児期の指しゃぶりは、お子様にとってごく自然な発達段階の一つです。多くの場合、生後数ヶ月から始まり、2歳〜3歳頃には自然と回数が減っていく傾向があります。この時期の指しゃぶりは、不安を和らげたり、口の周りの筋肉や脳の発達を促したりする役割も持っていると考えられています。

▶ 3歳頃までは基本的に見守る この年齢までは、無理にやめさせる必要はないとされています。お子様の成長を温かく見守りましょう。強く叱ると、逆効果になることもあります。 ▶ 3歳を過ぎても続く場合 3歳を過ぎても頻繁に、または強く指を吸う癖が続く場合は、歯並びや顎の成長に影響を与える可能性を考慮し、一度歯科医院に相談することを検討しましょう。特に、上の前歯が前に傾いたり、上下の歯の間に隙間ができたりしている場合は注意が必要です。 ▶ 乳歯の萌出状況 乳歯が生え揃う時期と、指しゃぶりのピークが重なることがあります。この時期の指しゃぶりが永久歯の生え方に影響を与える可能性もゼロではありません。 ▶ 代替行動の提案 もし指しゃぶりをやめさせたい場合は、安心できる環境を提供し、お気に入りのおもちゃやブランケットなど、別の安心できる対象を見つける手助けをしてあげましょう。

太田歯科医院でも、この時期の相談は多く、状況に応じてアドバイスを行っています。岡谷市で子どもの指しゃぶりについてお悩みの方は、お気軽にご来院ください。

学童期の口呼吸・舌の癖

小学校に入学する頃になると、口呼吸や舌の癖が目立つようになるお子様もいらっしゃいます。この時期に癖が続くと、歯並びへの影響だけでなく、風邪をひきやすくなったり、集中力が低下したりといった影響も考えられます。永久歯が生え始める重要な時期でもあるため、特に注意が必要です。

▶ 口呼吸のチェック お子様が日中も口を開けていることが多いか、寝ている時にいびきをかくか、寝相が悪いかなど、口呼吸のサインがないか観察してみましょう。鼻炎やアレルギーが原因の場合は、耳鼻科との連携も視野に入れます。 ▶ 舌の癖のチェック 飲み込みの時に舌が前歯に触れていないか、上あごに舌が収まっているかなどを確認してみましょう。鏡を使って一緒に舌の体操をするのも良い方法です。 ▶ 早めの相談が大切 学童期にこれらの癖が続く場合は、自然治癒が難しくなる傾向があります。永久歯の歯並びが確立される前に癖を改善することが、その後の矯正治療の必要性を減らすことにも繋がります。 ▶ 学力への影響 口呼吸が続くと、睡眠の質が低下し、集中力や記憶力に影響を与える可能性も指摘されています。学童期のお子様にとっては、学習面への影響も考慮すべき点です。

太田歯科医院では、早期に介入することで、歯並びへの影響を最小限に抑え、お子様の健やかな成長をサポートできると考えています。大切なのは、お子様の成長段階と個性を尊重し、焦らずに取り組むことです。気になることがあれば、岡谷市の太田歯科医院へお気軽にご相談ください。

「まだ様子を見てよいのか、動いたほうがよいのか」で迷われたときは、抜かない小児矯正の考え方もあわせてお読みください。判断の材料になるかと思います。

MFTや癖の改善を続けるコツ

MFTトレーニングで楽しく口を動かす子どものクローズアップ

MFT(口腔筋機能療法)や、口呼吸・指しゃぶり・舌の癖の改善は、短期間で劇的な変化を期待するものではなく、継続が鍵となります。お子様が前向きに取り組めるよう、ご家庭での工夫や意識づけが大切です。

遊び感覚で無理なく

MFTのトレーニングは、お子様にとって「楽しい時間」であることが継続の秘訣です。

▶ ゲーム感覚で取り入れる 「舌でボールを運ぶゲームだよ」「お口を閉じて静かに〇〇できるかな?」など、遊びやゲームのような感覚で取り入れてみましょう。ポイント制にしたり、ご褒美を用意したりするのも効果的です。 ▶ 短時間でも毎日続ける 一度に長時間行うよりも、1回5〜10分程度でも毎日続けることの方が効果的です。朝と夜、歯磨きの後など、決まった時間に習慣化できると良いでしょう。日々の生活リズムの中に自然に組み込むことが重要です。 ▶ できたら褒める お子様がトレーニングを頑張ったり、口を閉じていることに気づいたら、「すごいね!」「頑張ったね!」と具体的に褒めてあげてください。ポジティブな声かけが、お子様のモチベーションを維持します。結果だけでなく、取り組む姿勢を評価してあげましょう。 ▶ 保護者も一緒に楽しむ 保護者の方が一緒にMFTをやってみせることで、お子様は安心感を得られ、より積極的に取り組むことができます。親子のコミュニケーションの時間としても活用できます。

無理強いは逆効果になることもあるため、お子様のペースに合わせて、楽しみながら取り組めるようにサポートしてあげましょう。

家族で取り組む

お子様の癖の改善は、ご家族の協力も非常に大切です。

▶ 一緒にMFTをやってみる 親御さんも一緒にMFTのトレーニングをやってみることで、お子様は「自分だけじゃない」と感じ、抵抗なく取り組めるようになります。また、親御さん自身も口腔機能への意識が高まります。 ▶ 生活習慣全体を見直す 口呼吸の原因の一つに、口周りの筋肉の弱さがあります。硬いものを食べる、よく噛むといった食習慣は、顎の発達や口腔筋機能の向上に繋がります。ご家族で一緒に、よく噛んで食べる習慣を意識してみるのも良いでしょう。食卓での会話も、口周りの筋肉を動かす良い機会です。 ▶ 口元の健康に関する知識を共有 ご家族全員で、口呼吸や舌の癖が歯並びに与える影響について理解を深めることで、お子様への声かけやサポートがより効果的になります。 ▶ 定期的な歯科医院への相談 MFTの進捗状況や、ご家庭での悩みは、遠慮なく当院にご相談ください。太田歯科医院では、お子様の成長を見守りながら、ご家族の皆様と一緒にサポートさせていただきます。

MFTや癖の改善は、効果の現れ方にお子様によって個人差があります。焦らず、根気強く続けることが大切ですす。何か気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。岡谷市で子どもの口呼吸、舌の癖、歯並びでお困りの際は、太田歯科医院がお力になります。

当院が大切にしている「できるだけ削らない・抜かない」という方針については抜かずに治すでご説明しています。

岡谷市で子どもの癖や歯並びが気になる方へ

太田歯科医院の外観とロゴ

お子様の口呼吸、指しゃぶり、舌の癖といった習癖や、それらが原因で起こる歯並びへの影響についてご心配な親御さんは、岡谷市にも多くいらっしゃるのではないでしょうか。太田歯科医院では、地域のお子様の健やかな成長をサポートするため、丁寧な診療と適切なアドバイスを心がけています。

予防歯科とあわせた定期的なチェック

当院では、お子様の定期検診の中で、歯並びや噛み合わせの状態はもちろん、口呼吸や舌の癖がないかどうかも注意深く観察しています。

▶ 早期発見・早期対応 小さなお子様の場合、親御さんだけでは気づきにくい癖も少なくありません。定期的なチェックを行うことで、問題の早期発見・早期対応につながります。 ▶ 成長に合わせたアドバイス お子様は日々成長しています。その成長段階に合わせて、今何ができるのか、今後どのような変化が予想されるのかを具体的にお伝えし、予防的な観点からアドバイスをさせていただきます。 ▶ ご家庭でのケアのサポート 毎日の歯磨き指導はもちろん、お口の健康に関する疑問や不安にも丁寧にお答えし、ご家庭でのケアをサポートいたします。 ▶ 栄養指導 健やかな顎の成長を促すためには、バランスの取れた食事が欠かせません。よく噛むことを意識した食生活についてもアドバイスいたします。

当院では、無理に治療を勧めるのではなく、お子様のペースやご家庭の状況を考慮しながら、最適な方法を一緒に考えていくことを大切にしています。岡谷市で口呼吸、舌の癖、歯並びに関するお悩みは、太田歯科医院へご相談ください。

相談だけでも受診可能

「まだ治療が必要かわからないけれど、一度専門家の意見を聞きたい」「どんな状態なのか知りたいだけ」という方も、どうぞお気軽にご来院ください。太田歯科医院では、相談のみの受診も歓迎しております。

お子様の歯並びや口元の癖は、将来の健康に影響を与える可能性があります。しかし、不安を感じる必要はありません。大切なのは、気になることがあれば、早めに歯科医院にご相談いただくことです。

岡谷市・諏訪・下諏訪・茅野周辺で、お子様の口呼吸、指しゃぶり、舌の癖、そして歯並びについてお悩みでしたら、太田歯科医院へご連絡ください。院長 太田大聖をはじめ、スタッフ一同、皆様のご来院を心よりお待ちしております。


診療時間やアクセスはアクセス・医院案内をご確認ください。ご予約・ご相談をお待ちしています。

口呼吸 舌の癖 歯並び 岡谷市に関するよくある質問

質問と回答の吹き出しのイラスト

Q1:指しゃぶりはいつまでにやめさせないといけませんか?

A1:一般的に3歳頃までは自然な行動とされていますが、それ以降も頻繁に続く場合は、歯並びへの影響を考慮し、一度歯科医院にご相談いただくことをおすすめしますします。無理にやめさせようとせず、お子様の成長を見守りながら、必要に応じて専門家のアドバイスを受けましょう。

Q2:口呼吸かどうかはどうやって見分けますか?

A2:お子様が日中も常に口を開けている、就寝中にいびきをかく、口が渇きやすい、などが見分け方のサインとなります。また、口を閉じている時に、顎に梅干しのようなシワができる場合も、口周りの筋肉が緊張している可能性があります。気になる場合は、一度歯科医院で専門的なチェックを受けることをお勧めします。

Q3:MFTは何歳から始められますか?

A3:MFTは、お子様の理解力や協力が得られる4歳〜5歳頃から始めることが可能です。ただし、個人差が大きいため、お子様の状態に合わせて最適な開始時期を判断します。まずは当院にご相談ください。

Q4:MFTだけで歯並びは治りますか?

A4:MFTは、歯並びを悪くする原因となる口元の癖を改善し、顎の成長や歯並びの安定をサポートすることを目的としています。MFT単独で歯並びが完全に改善するケースもありますが、歯並びの状態によっては、小児矯正治療など他の治療と組み合わせることで、より良い結果が期待できます。

Q5:癖が心配な場合、何科(何の相談)を受診すればよいですか?

A5:お子様の口呼吸や指しゃぶり、舌の癖が歯並びに与える影響について心配な場合は、歯科医院、特に小児歯科や矯正歯科を専門とする歯科医院を受診することをおすすめします。太田歯科医院でも、これらのご相談を随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。


まとめ

本記事では、岡谷市にお住まいの皆さまに向けて、子どもの口呼吸、指しゃぶり、舌の癖が歯並びに与える可能性のある影響と、MFT(口腔筋機能療法)について解説しました。ポイントを振り返りましょう。

▶ お子様の口元の癖は歯並びや顎の成長に影響を与える可能性がありますが、すべてのお子様に当てはまるわけではありません。成長段階によって意味合いが異なるため、年齢に合わせた見極めが大切です。 ▶ MFTは、舌や口周りの筋肉のバランスを整え、正しい口腔機能を習得するためのトレーニングです。歯並びの悪化予防や、矯正治療の効果向上に役立つ可能性があります。 ▶ 太田歯科医院では、無理に矯正せず、お子様の状態とご家族のペースを尊重したアプローチを大切にしています。気になる癖があれば、まずは一度お気軽にご相談ください。

太田歯科医院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて最適な治療法をご提案しています。

お子様の口元の癖や歯並びについてご相談がありましたら、ぜひ当院にお越しください。

皆様のご来院を心よりお待ちしております。

太田歯科医院
院長 太田大聖

監修:太田大聖(太田歯科医院 院長)

監修者
院長 太田大聖
太田歯科医院 院長
所属:太田歯科医院(長野県岡谷市)

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当院はJR中央本線「岡谷駅」から徒歩約12分、中央道岡谷JCTから車で約5分の歯医者です。