■■氏の言い方はこうだ。

「通常の歯科医療では10年持てば良かろうと。患者にとっては100万円、200万円を払って入れたものが一生持つと思っても、それを責められませんが、歯医者の側からみると、いまピンピンしている人も10年後には白髪も増え、お腹も出て、目も見えなくなる。人それぞれ老化していく。そういうのを医療ミスだといわれても困ってしまう」

 

「■■氏言い方はこうだ。」と最初から疑っている、または否定しているような言葉ですよね。

確かに10年というのはひとくくりですよね。

毎日使っていて10年後にどんな変化をしてくるか、それをどのように維持させるかと言う事は歯科医として最も考えなくてはならないことですから。

例えば医科の場合、人工関節にもインプラントを使いますが、大体10年くらいといいます。

また、腰痛の手術をして上手くいかないことも歯科のインプラントよりも確率は高いですよね。

これを医療ミスというのかどうかは個人的な感想です。

私達が出来る事はまず、長期に歯を残すことですから、その為に何をするか、そして一度完成しても残せなかった歯にどんな原因があったのか考える事が大切です。

やらなくて良い歯を削るのは言語道断ですが、最初に虫歯が出来たのは歯科医の手が加わっていないわけですから、生活習慣改善がなければどんなによいものを入れても全く意味がありません。これを医療ミスといっているのとこの記者の書いていることは一緒ですね。