シリーズ第2弾では、60代の女性が自分の歯を残したいと歯周病治療を掲げている都内のクリニックを訪れたところ、上あごに残っていた8本の歯を全て抜歯、オール・オン4という技法のインプラント治療になったケースを紹介した。

費用は360万円、さらに女性は10年後、インプラントの一部に破損を見つけ、補修に約100万円かかると知り、愕然としたという。

 

 

まず誤解しないで頂きたいのは、どんな事情で残せなかったのかをこの雑誌は記載していません。歯がぐらぐらしていて今にも抜けそうな場合は残そうと思っても手遅れと言う事もありますし、顎のコンディションも残せないことをあります。それを悪徳のように掲載している事も問題ですね。それに、歯に被せたり、咬めるようにするために毎日使っているものですが、天然の状態ではなく、所詮人間が作り上げているものですから、10年と言えば結構使えていると思えますよね。だって、車の場合、毎日乗らないのに10年前の車はそれほど走っていませんよね。その間にどのくらい修理に出したのか、車検でも2年1度ありますが、その時にも結構大きなお金がかかります。家電だって買い換えるし、家だってリフォームするのに、歯の場合は10年では物足りないのでしょうかね。

この記者は何年使えていれば良いと言うのでしょうかね。

もし、この先、20年インプラントが持たなかった場合、きっと20年後修理に100万円かかるといったらまた愕然とするかも知れませんね(笑)

 

長く持たせるのは私たちの大切な任務です。しかし、過剰な言い方はいかがなものでしょうかね。